岩手県/すず竹 弁当かご 長型 ミニ・小 2サイズ 【Aタイプ】 210101
岩手県/すず竹 弁当かご 長型 ミニ・小 2サイズ 【Aタイプ】 210101
- Size / Weight
- ミニサイズ
全体:約13.5x9x高さ6cm/70g
身のかご:約12x8x高さ6cm
小サイズ
全体:約18x11x高さ7cm/90g
身のかご:約16x10x高さ6cm
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サイズや仕様について
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。
自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
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お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
・保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
・雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
・ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
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ご配送について
日本国内、および、世界中に商品をお届けいたします。送料はお届け先の地域とご注文内容によって自動的に計算されます。ご注文者様のお住まいとは別の国へお届けする場合、ご決済いただく通貨はお届け先の現地通貨に自動変更され、お支払い方法も地域によって変わります。配送についての詳細はこちらからご覧いただけます。 -
返品・交換について
販売前の検品には万全を期しておりますが、万が一、明らかな不良品がみつかりましたら、お買上げ後または商品の到着後、すみやかに弊店までご連絡ください。商品に明らかな欠陥がある場合をのぞき、「ご注文間違い、サイズ・色違い、風合いの違い、イメージとの相違」など、お客様のご都合による返品・商品の交換には応じられません。
※返品が可能な条件や返品手数料について、詳しくは こちら をご覧ください。
こちらはすず竹で編まれた弁当かごです。
伝統的な「あじろ編み」という編み方で作られたこの地域の蓋付きかご、
大きなサイズの行李(こうり)から小さなサイズの名刺入れまで、
以前は大小さまざまなサイズを編まれる方々がいらっしゃいました。
しかし、作り手の減少により、現在では作られる大きさはおおよそ限定されています。
おなじすず竹製の弁当かごでも、作り手によって仕上がりに違いがあるため、
弊店では【Aタイプ】と【Bタイプ】に分けてご紹介しております。
こちらのページではAタイプのかごをご紹介します。
こちらのお弁当かご、すず竹細工の中でも、このように身のかごと蓋のかごをそれぞれ作り
二つを合わせるような形は、とくに高度な技術が必要とされます。
おにぎりやサンドイッチを、ラップやホイルでくるまずに
直接かごに入れていただけます。
また、お好みや入れる具材に応じて、クッキングシートや経木などを
敷いてもよいと思います。
今回は、底面と側面にクッキングシートを敷き、
そこに詰めてみました。
水気のあるおかずやくだものなどは、シートなどを敷いていても、
かごの底の編み目から水分がもれることがありますので、お気をつけください。
お弁当かごを横にしたりしないという前提であれば、
小さなタッパーや仕切りカップなどを使って、
少し水気のあるおかずを入れる方もいらっしゃいます。
また、小物入れとしてお使いになったり、2つのかごを別々に使われるのも良いと思います。
すず竹はその竹表皮のつやつやとした光沢、
柔らかく弾力性に富んでいて心地よい手触り、そして丈夫さが特徴です。
またその色味が徐々にあめ色に移り変わっていく経年変化も楽しみのひとつ。
つかいこんであめ色に変化してもなお、水洗いすると表皮がつやを帯びるほど優秀な素材です。
こちらは作り手の方がご高齢であることもあり、かごにゆがみなどある場合がございます。
あらかじめご了承いただければ幸いです。
どちらかお好みのサイズをお選びください。
–岩手県鳥越のすず竹細工–
岩手県二戸郡一戸町にある鳥越地区。
すず竹細工の有名な産地として知られています。
鳥越地区に生息するすず竹は特に強くてしなやかといわれ、
この竹を使って1000年以上も前から丈夫で実用的なすず竹細工がなされてきました。
しかし、2015年頃から数年にわたって岩手県各地ですず竹が一斉に枯れるという現象が起こり、
材料である良質なすず竹を確保することが難しくなってしまった今、
すず竹細工がより貴重なものとなっています。
寿命を迎えると小さく黄色い花を咲かせた後に枯れてしまうそうで、120年に一回現れるという竹枯れの後、
若芽が竹細工に使用できる背丈になるまでには10年、20年とかかるとも言われています。
長年、すず竹細工に携わってきた作り手の皆さんにとっても経験のない事態。
しかし、伝統的な細工を絶やすまいと、山を丁寧に歩き、
通常の何十分の一の量しか取れないすず竹を使い、細工を続けてくださっています。