岩手県/すず竹 みざる 中(一升) 210113-1
岩手県/すず竹 みざる 中(一升) 210113-1
- Size / Weight
- 約30x30x高さ8cm/130g
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サイズや仕様について
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。
自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
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お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
・保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
・雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
・ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
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ご配送について
日本国内、および、世界中に商品をお届けいたします。送料はお届け先の地域とご注文内容によって自動的に計算されます。ご注文者様のお住まいとは別の国へお届けする場合、ご決済いただく通貨はお届け先の現地通貨に自動変更され、お支払い方法も地域によって変わります。配送についての詳細はこちらからご覧いただけます。 -
返品・交換について
販売前の検品には万全を期しておりますが、万が一、明らかな不良品がみつかりましたら、お買上げ後または商品の到着後、すみやかに弊店までご連絡ください。商品に明らかな欠陥がある場合をのぞき、「ご注文間違い、サイズ・色違い、風合いの違い、イメージとの相違」など、お客様のご都合による返品・商品の交換には応じられません。
※返品が可能な条件や返品手数料について、詳しくは こちら をご覧ください。
こちらは「箕ざる(みざる)」と呼ばれる、片口が開いた「箕(み)」の形をしたざるです。
ざるの作り自体は丸ざるとほとんど変わりませんが、
少しざるに深さがあるのと、片方の口が開いている為、他の器に移したりするときに大変便利です。
茹でた麺をザーッとこの箕ざるに揚げ、 水洗いし、ザッザッと水を切り、
そのままおつゆが入っている鍋に移す。 そんな風景が目に浮かぶようなざるです。
こちら一升サイズに麺を盛るとしたら、およそ2~3人用です。
鍋をする際に野菜や豆腐を盛りつけるのにも、ぴったりですし、
すず竹の黄色い色合いから、パンなどを盛りつけてもいいと思います。
一度手に取ってみると、いろいろな場面で使えて、出番の多さに気が付く一枚と言えます。
また、こちらは青梅を1kg載せたところです。
みざるは深さがあるので、こうして容量のあるものもしっかりと受け止めてくれます。
梅仕事にもどうぞ。
蕎麦やうどんなど麺類の湯切り、野菜の水切り、茹でた野菜の湯切りなど、
台所まわりでの出番はもちろんのこと、卓上でも盛りざるとして活躍してくれます。
すず竹は柔らかく弾力性に富んだ丈夫さが特徴です。
またその色味が徐々にあめ色に移り変わっていく経年変化も楽しみのひとつ。
使いこんであめ色に変化してもなお、水洗いすると表皮が艶を帯びるほど優秀な素材です。
日々の生活でお使いいただけたら幸いです。
<岩手県鳥越のすず竹細工>
岩手県二戸郡一戸町にある鳥越地区。
すず竹細工の有名な産地として知られています。
鳥越地区に生息するすず竹は特に強くてしなやかといわれ、
この竹を使って1000年以上も前から丈夫で実用的なすず竹細工がなされてきました。
しかし、2015年頃から数年にわたって岩手県各地ですず竹が一斉に枯れるという現象が起こり、
材料である良質なすず竹を確保することが難しくなってしまった今、
すず竹細工がより貴重なものとなっています。
寿命を迎えると小さく黄色い花を咲かせた後に枯れてしまうそうで、120年に一回現れるという竹枯れの後、
若芽が竹細工に使用できる背丈になるまでには10年、20年とかかるとも言われています。
長年、すず竹細工に携わってきた作り手の皆さんにとっても経験のない事態。
しかし、伝統的な細工を絶やすまいと、山を丁寧に歩き、
通常の何十分の一の量しか取れないすず竹を使い、細工を続けてくださっています。