東京都/真竹(青竹) 御用籠 小・中・大 3サイズ 220901
東京都/真竹(青竹) 御用籠 小・中・大 3サイズ 220901
- Size / Weight
- 小サイズ:約37x29x高さ25cm/1310g
中サイズ:約45x35x高さ31cm/1840g
大サイズ:約53x42x高さ38cm/2740g
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サイズや仕様について
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。
自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
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お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
・保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
・雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
・ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
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ご配送について
日本国内、および、世界中に商品をお届けいたします。送料はお届け先の地域とご注文内容によって自動的に計算されます。ご注文者様のお住まいとは別の国へお届けする場合、ご決済いただく通貨はお届け先の現地通貨に自動変更され、お支払い方法も地域によって変わります。配送についての詳細はこちらからご覧いただけます。 -
返品・交換について
販売前の検品には万全を期しておりますが、万が一、明らかな不良品がみつかりましたら、お買上げ後または商品の到着後、すみやかに弊店までご連絡ください。商品に明らかな欠陥がある場合をのぞき、「ご注文間違い、サイズ・色違い、風合いの違い、イメージとの相違」など、お客様のご都合による返品・商品の交換には応じられません。
※返品が可能な条件や返品手数料について、詳しくは こちら をご覧ください。
こちらは四角い形をした、持ち手のついた丈夫な仕上がりのかごです。
明治時代の中頃、日本の各地でたくさん使われていた
「御用籠(ごようかご)」と呼ばれる竹かごで、
配達籠や自転車籠、大きなものは洗濯屋籠などとも言われていました。
自転車やオートバイの荷台やリヤカーに積んで、注文の品物を配達するのに用いられたものです。
明治中期に、ゴムタイヤの車輪がついて荷台のついた自転車が日本で普及し、その際に自転車とセットでこの籠も広まり各地で使われるようになったそうです。
当時は、商店で使われるほか、行商や農家の収穫物の運搬などに活用されていました。
今ではプラスチックのかごや自動車の普及によって、ほとんど見かけられることがなくなってしまった竹の御用籠。
こちらは、神奈川でかご作りの基礎を学び、その後は独学で試行錯誤をつづけながら職人として竹細工に取り組む方が製作されたものです。
この方にうかがった話では、御用籠をはじめて見たときにつよい衝撃をうけ、その形に魅了されたとのこと。御用籠を作りたくて竹かご職人になったと言っても過言ではないほどの情熱が伝わってきました。
東京の南多摩地区で、ご自身で竹を伐り出し、お一人で作られています。
こちらのような四角い形をしたかごを「角籠(かくかご)」とも呼びます。
角籠のようなかご作りにおいては、とても太い竹をけずったり火をつかって竹を折りまげたりと”本来は長い直線である竹を四角形にする”という独特の加工技術が必要とされます。
さらに御用籠作りはとくに足腰の力が求められるため、かつて作っていた職人さんが高齢になるとともに作れなくなり継承者もいないというような状況下で、今では全国的にもその生産数が激減し、とても希少な存在となっています。
こちらのページでは、御用籠「小」・「中」・「大」の3サイズをご紹介します。
一般的に御用籠には「青竹(あおたけ)」が使われます。
「青竹」とは、生えている真竹(まだけ)を切り出したままの、青い状態の竹のことです。
(青竹に対し、熱加工などで青みを抜いた竹を「白竹(しろたけ/しらたけ)」といいます)
それではサイズごとにご紹介します。
四角い形のかごは、部屋の隅や壁際、棚など置くときに
余分なスペースを作ることなく、いくつか並べてもすっきりと置くことができます。
フローリングに直置きすると、竹かごの底面を引きずることで床に傷がつくこともあります。
気になるようでしたら、かごと床の間に布や紙を敷いたり
かご底面の力竹が床に接地する部分にフェルトカバーを当てたりすると良いかと思います。
御用籠がたくさん生産されていた時代(明治〜昭和のころ)、
ざるやかごなどの青竹細工は「荒物(あらもの)」とも呼ばれ、
”かんたんな作りの家庭雑貨”というのが一般的な認識でもありました。
こちらでご紹介している御用籠は、そういう意味では荒物とは一線を画す、
とても丁寧なつくりで、細部にいたるまできれいですし、適切に扱えば長く使えるものだとわかります。
また、青竹細工は笹のような細い竹を使う細工と異なり、
かごの材料にするときに竹の厚みやひご幅を取ることができるので、
毎日これをつかって運搬するといった業務的な使い方、
ハードユースにも耐えうる丈夫さが強みでもあります。
がっちりとした作りの四角い籠、ご自宅でも、業務にも、ご活用ください。
いずれかお好みのサイズをお選びくださいませ。