長野県/あけび 特製すかし編み手提げ 特小 311216-4
長野県/あけび 特製すかし編み手提げ 特小 311216-4
- Size / Weight
- 約29x18x高さ19cm(持ち手付き高さ33cm)/360g
-
サイズや仕様について
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。
自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
-
お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
・保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
・雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
・ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
-
ご配送について
日本国内、および、世界中に商品をお届けいたします。送料はお届け先の地域とご注文内容によって自動的に計算されます。ご注文者様のお住まいとは別の国へお届けする場合、ご決済いただく通貨はお届け先の現地通貨に自動変更され、お支払い方法も地域によって変わります。配送についての詳細はこちらからご覧いただけます。 -
返品・交換について
販売前の検品には万全を期しておりますが、万が一、明らかな不良品がみつかりましたら、お買上げ後または商品の到着後、すみやかに弊店までご連絡ください。商品に明らかな欠陥がある場合をのぞき、「ご注文間違い、サイズ・色違い、風合いの違い、イメージとの相違」など、お客様のご都合による返品・商品の交換には応じられません。
※返品が可能な条件や返品手数料について、詳しくは こちら をご覧ください。
こちらは「あけび」の蔓で編まれた手提げです。
あけびは蔓(つる)性落葉低木の一種で、山野に自生し、
茎が蔓となって伸び、ほかの樹木などに絡みつくように生長する植物です。
甘い果実は秋の味覚としても親しまれ、人はもちろん、鳥、動物にも好まれています。
長野では、このあけび樹皮の表面をむいた「むきあけび」という、
グレーがかった色の蔓で編まれたかごもありますが、
こちらは自然界での姿そのままの、茶色い表皮がついた蔓で編まれています。
「特製」と名のついたタイプは、おなじ技法で編まれた通常の手提げよりも、
よりおおらかな膨らみのある形で、細部の作りがより手の込んだ仕様となっています。
こちらのページでは、「特小」サイズをご紹介します。
*サイズ違いに、長野県/あけび 特製すかし編み手提げ 小・中・大 3サイズもございます。
お出かけのほかにも、部屋で収納用のかごとして
編み物や裁縫セットを入れたり、花瓶を中において花を生けたりと、
目の届くところに置いてお楽しみください。
このふっくらとしたフォルムがなんとも言えません。
かご用の型を使ってかちっと編まれた手提げもよいですが、
こちらのような柔らかく包み込むような仕上がりもまた素晴らしいと感じます。
山野に生えていたそのままの自然な風合いを残したあけび蔓。
豊かなグラデーションや落ち着きのある色合いはいくら見ていても見飽きることがなく、
穏やかでゆったりとした気分にさせてくれます。
とにかくかっちりとした丈夫な作りで、
きっと何十年と側に寄り添っていける、安定感のあるかごです。
–長野県北部のあけび蔓細工–
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。