岡山県/いぐさ 手提げ(いかご) 丸手 小・中・大 3サイズ 330301
岡山県/いぐさ 手提げ(いかご) 丸手 小・中・大 3サイズ 330301
- Size / Weight
- 小サイズ:
約26x13x高さ23cm(持ち手付き高さ36cm)/400g
中サイズ:
約31x13x高さ27cm(持ち手付き高さ43cm)/420g
大サイズ:
約35x14x高さ30cm(持ち手付き高さ49cm)/500g
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サイズや仕様について
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。
自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
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お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
・保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
・雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
・ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
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ご配送について
日本国内、および、世界中に商品をお届けいたします。送料はお届け先の地域とご注文内容によって自動的に計算されます。ご注文者様のお住まいとは別の国へお届けする場合、ご決済いただく通貨はお届け先の現地通貨に自動変更され、お支払い方法も地域によって変わります。配送についての詳細はこちらからご覧いただけます。 -
返品・交換について
販売前の検品には万全を期しておりますが、万が一、明らかな不良品がみつかりましたら、お買上げ後または商品の到着後、すみやかに弊店までご連絡ください。商品に明らかな欠陥がある場合をのぞき、「ご注文間違い、サイズ・色違い、風合いの違い、イメージとの相違」など、お客様のご都合による返品・商品の交換には応じられません。
※返品が可能な条件や返品手数料について、詳しくは こちら をご覧ください。
岡山県倉敷市には、いぐさを縒(よ)った「い縄(いなわ)」を使ってかごを製作している、一軒のお店があります。もともと倉敷地域ではよく作られていた「いかご(い縄の手提げ)」ですが、今では、製作されているのはこちらの一軒のみとなっています。
おばあ様から仕事を継いだこの方は、若くから「いかご」の製作に携わり、既存の製法や仕上げを踏まえながらも、それにとらわれすぎず、自由な感性で作品を作られています。製作された作品は、どちらも性別を問わず、どの世代からも好まれ、楽しんでもらえるような工夫がなされています。
いかごはもともと「闇かご(闇市に行くときのかご)」と呼ばれており、
昭和20年~40年頃にかけて、普段の買い物かごとして使われていたそうです。
このいかご、他のかごとは少し作り方が違いますので、簡単にご説明します。
まず、この代々大切に使われてきた木製の織り機を使います。
こちらの織り機に、何十本もの「い縄(=いぐさの縄)」をたて糸として、セットしていきます。
材料が切れるまで編んでいき、織り機から外して、
今度はひとつひとつ手作業で、生地状になったたものの両端をかがり、
持ち手を付けてかごの形に仕上げます。
そんな工程を経て作られた、小・中・大の3サイズのいかごです。
一度ではなく、さらに縛りを重ねる二段階で留めています。
こちらのベーシックなタイプは、そこまでマチが広くはありませんが、
柔らかい素材で、入れたものに応じて膨らませたり、ペタッとさせることもできます。
3サイズを順にご紹介します。
いかごは畳と同じように、いぐさ特有のいい香りがあり、
新鮮さと懐かしさを同時に届けてくれます。
さわやかな色味とシンプルできっちりとした編み目、
眺めているだけで、爽やかな気分になります。
老若男女問わず、お求めくださる方の多い「いかご」。
男性でも女性でもあまり服装を選ばずに使えます。
さっぱりとしたTシャツ、ジーンズ、サンダルというようなラフなスタイルにもよく合います。
かごバッグというと、女性が持つものというイメージがまだまだありますが、
こちらのかごは性別を越えて、ひとつのかごを一緒に使うこともできます。
作りたてのものは張りがありますが、お使いになっていくうちによりしなやかに、
いぐさのグリーンも徐々に経年変化で茶色へと移り変わっていきます。
その時々の雰囲気をぜひお楽しみください。
お好みのサイズをお選びくださいませ。
–倉敷のいかご作り–
「いかご」は畳の材料としてもつかわれるイグサ(草)から作られます。
数本のイグサをひねってからみあわせ、一本の縄状にしたものを藺縄(いなわ)といい、
いかごはその藺縄を専用の織り機で織って、手編みで仕上げるという方法で製作されます。
イグサは湿地などに生える植物で、
とくに湿度が高くなる雨の日はイグサの状態がよいため、いかごの製作がしやすいとのこと。
反対に、乾燥した場所ではイグサはプチっと切れやすくなり作業ができないため、
つねに天気の様子を見ながらの製作になるそうです。
湿度の高い日本の気候に適したかごといえます。