ポーランド/やなぎ kablacok(収納かご弓手つき) S・M・L 3サイズ 340201
ポーランド/やなぎ kablacok(収納かご弓手つき) S・M・L 3サイズ 340201
- Size / Weight
- Sサイズ:約28x25x高さ19cm(持ち手付き高さ28cm)/500g
Mサイズ:約32-39x29-35x高さ24cm(持ち手付き高さ34cm)/770g
Lサイズ:約44x41x高さ32-37cm(持ち手付き高さ41-47cm)/1470g
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サイズや仕様について
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。
自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
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お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
・保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
・雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
・ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
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ご配送について
日本国内、および、世界中に商品をお届けいたします。送料はお届け先の地域とご注文内容によって自動的に計算されます。ご注文者様のお住まいとは別の国へお届けする場合、ご決済いただく通貨はお届け先の現地通貨に自動変更され、お支払い方法も地域によって変わります。配送についての詳細はこちらからご覧いただけます。 -
返品・交換について
販売前の検品には万全を期しておりますが、万が一、明らかな不良品がみつかりましたら、お買上げ後または商品の到着後、すみやかに弊店までご連絡ください。商品に明らかな欠陥がある場合をのぞき、「ご注文間違い、サイズ・色違い、風合いの違い、イメージとの相違」など、お客様のご都合による返品・商品の交換には応じられません。
※返品が可能な条件や返品手数料について、詳しくは こちら をご覧ください。
こちらは、ポーランド中央に位置し、国土を湾曲しながら南北に流れる
ヴィスワ川沿いの村、ルチミャで作られている
「カヴォンツォク(Kablacok)」という名のやなぎ製のかごです。
ルチミャ村ならではのかごで、
後ろ側が平らで手足がついたユニークな形をしています。
こちらのかご、現地では野菜や果物、
とくにじゃがいもとりんごを収穫したり運搬したり
あとは貯蓄するのに使われています。
上(右)はやなぎの写真です。
カヴォンツォクに使われる材料は、
自家栽培のもの、野生のもの、どちらも使われます。
やなぎというと、「シダレヤナギ」のような
木から枝が垂れさがる柳をイメージするかもしれませんが、
ヨーロッパの細工に使われるのは、
稲のように地面からシュッと立つ、株立ちするやなぎです。
株立ちとは一本の茎の根元から
複数の茎がわかれて立ち上がっていることです。
また、おなじ”やなぎ”でもいくつもの種類があり、
枝の色味や太さにも違いがあります。
採れたてのものは黄味がかっていたり、
赤みが強いもの、グリーンがきれいなものなどもあります。
こちらはカヴォンツォクのかごの土台となるフレームです。
この形をまず作ってから、ここに細い柳の枝を編み付けていきます。
フレームから作るというのが、日本にはない、
ヨーロッパならではの作り方だなと感じます。
日本のかご作りにおいては、フレームとなる縦骨と横ひごを
底面で組んでから同時に編んでいき、
かごの形を生み出していくという方法がほとんどですので、
その違いを考えるととても面白いです。
とはいえ、おなじヨーロッパでも”がま”のかごは、
日本と同じように底から編んでいく編み方なので、
”やなぎ”という植物の性質も関係しているのかなと思います。
このように横ひごを縦骨に交差させながらかごの目を詰めていきます。
カヴォンツォクの底面を作っているところです。
ポーランドのカヴォンツォクには、本格的な収穫につかうようなとても大きなものも存在しますが、
弊店では、大小さまざまなサイズがある中でも、比較的小さな3タイプをご紹介します。
「S、M、L」の3サイズがあります。
現地ではじゃがいもの植え付けや収穫、りんごのピッキングのときには
とくにこのバスケットの需要が高く、ルチミャ村周辺の市場でも売られているとか。
ルチミャ村には、ほぼ全ての家にやなぎのバスケットや柵を作ったり、
売ったり、またはやなぎを栽培している人がいるそうです。
バスケット作り手の平均年齢は70代。
作り手の高齢化という状況は日本と変わりありませんが、
こちらのバスケットは、2017年にポーランドの無形文化遺産に登録されたとのこと。
ポーランドでの日常の一風景。
洗濯かごとしての使われ方も。
次世代へと継承したい、こちらのカヴォンツォク3サイズ。
いずれかお好みの大きさをお選びください。
写真協力:Serfenta