沖縄県本島/ホウライチク 布バーラ 中・大 2サイズ 430503
沖縄県本島/ホウライチク 布バーラ 中・大 2サイズ 430503
- Size / Weight
- M size:
approx.⌀33xH21cm/200g(⌀12.99"xH8.27"/7.06oz)
L size:
approx.⌀38xH22cm/250g(⌀14.96"xH8.66"/8.83oz)
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サイズや仕様について
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。
自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
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お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
・保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
・雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
・ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
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ご配送について
日本国内、および、世界中に商品をお届けいたします。送料はお届け先の地域とご注文内容によって自動的に計算されます。ご注文者様のお住まいとは別の国へお届けする場合、ご決済いただく通貨はお届け先の現地通貨に自動変更され、お支払い方法も地域によって変わります。配送についての詳細はこちらからご覧いただけます。 -
返品・交換について
販売前の検品には万全を期しておりますが、万が一、明らかな不良品がみつかりましたら、お買上げ後または商品の到着後、すみやかに弊店までご連絡ください。商品に明らかな欠陥がある場合をのぞき、「ご注文間違い、サイズ・色違い、風合いの違い、イメージとの相違」など、お客様のご都合による返品・商品の交換には応じられません。
※返品が可能な条件や返品手数料について、詳しくは こちら をご覧ください。
こちらは沖縄地方で「布バーラ」と呼ばれるかごです。ウーバーラと呼びます。
バーキとティール(ディール)とは一風変わった佇まいです。バーキが芋や穀物など運搬・保管などに使い、ティールは比較的高さがある小物入れやかごなどをそう呼んでいます。
それに対して、こちらは元々沖縄の糸芭蕉の繊維(イトバショウ:バナナの一種)で紡いだ糸を入れておくかごでした。
その糸を使って作られる「芭蕉布」は500年以上の歴史があるとも言われる沖縄の伝統的な織物です。
沖縄本島では竹細工には「ホウライチク(蓬莱竹)」がよく材料に使われていますが、こちらの布バーラもホウライチクを使って、作られています。
こちらがホウライチクです。真竹や孟宗竹のように地下茎を伸ばすのではなく、一本の茎から複数の茎が立ち上がって株立ちする「バンブー」類に入ります。東南アジアなど熱帯の地域でもよく見られる種類です。
ホウライチクは地元では「バーキ竹」と呼ばれているほど、よくこの竹でバーキ(=かご類)が作られ、馴染みがあるそうです。
こちらの布バーラもバーキ同様、沖縄本島北部に自生するホウライチクの、生えてから2〜3年目のものを使用して作られています。
しっかりとした膨らみがありますので、たっぷりの糸などを受け止めてくれます。
柔らかいしなりのあるホウライチクならではのの表皮の風合いが存分に楽しめます。
吸い込まれるような編み模様です。
糸以外にもご家庭では、花入れのかごとして。
かごの中に入るような、器や直径がある程度あるような筒の「落とし」をご用意いただければ、
華やかな花かごになると思います。
また、果物かごとしても、中に入れたものとの色のコントラストも映えそうです。
リビングやソファの近くで使うショールや布物を入れておいても。
中サイズか大サイズ、お好みのサイズをお選びください。
**沖縄本島の北谷竹細工**
1950年代ほどまでは、沖縄県北谷町だけでも40軒ほどが竹細工で生計を立てていましたが、
現在は1軒のみとなっています。
竹細工専業という視点ですと、本島以外の島々含む、沖縄県全体で見た場合でも唯一となっています。
沖縄の竹細工は、ホウライチクという株立ちする竹を使用します。
南国の竹は生物学的にも真竹や笹とも異なります。
ホウライチクは粘り(しなやかさ・柔らかさ)があるため、竹細工に向いており、
北谷竹細工の80%はこのホウライチクで作られています。
かつては沖縄本島の中で、現在の沖縄市上地エリアはアラバーキ、北谷町ではサギジョーキー、ミージョーキー、
旧佐敷村ではティールといった地域別の特徴もあったようです。
一軒のみとなった今、それらの沖縄本島の技術を一手に担ってらっしゃいます。
材料作りに機械も入れるなど、より多くの方に沖縄の竹細工を渡せるよう、
柔軟な考え方で取り組まれています。
「伝統を守るだけでなく、新たな竹細工の創造と発展を目指す」
明るくそうおっしゃるかご作りの姿勢は実にパワフルで、こちらが元気をもらうほどです。