長野県/根曲竹 茶碗かご 浅 楕円 中サイズ 610232-1
長野県/根曲竹 茶碗かご 浅 楕円 中サイズ 610232-1
- Size / Weight
- 約27x21x高さ9cm(かご部分の高さ7cm)/120g
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サイズや仕様について
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。
自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
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お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
・保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
・雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
・ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
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ご配送について
日本国内、および、世界中に商品をお届けいたします。送料はお届け先の地域とご注文内容によって自動的に計算されます。ご注文者様のお住まいとは別の国へお届けする場合、ご決済いただく通貨はお届け先の現地通貨に自動変更され、お支払い方法も地域によって変わります。配送についての詳細はこちらからご覧いただけます。 -
返品・交換について
販売前の検品には万全を期しておりますが、万が一、明らかな不良品がみつかりましたら、お買上げ後または商品の到着後、すみやかに弊店までご連絡ください。商品に明らかな欠陥がある場合をのぞき、「ご注文間違い、サイズ・色違い、風合いの違い、イメージとの相違」など、お客様のご都合による返品・商品の交換には応じられません。
※返品が可能な条件や返品手数料について、詳しくは こちら をご覧ください。
長野県戸隠で使われる根曲竹細工は、
ざる、びく、目かご(茶碗かご)、箕(み)の4つを代表的な細工としています。
こちらはその中の1つ、茶碗かごです。
産地では「茶盆(ちゃぼん)かご」や「目かご」という名でも呼ばれています。
さらにこちらはその茶碗かごの技術を再度研ぎ澄まし、
材料をしっかり見定め、ひごを細めに丁寧に作り、
仕上がった形のバランスにも気を遣った浅めのかごです。
「茶碗かご」や「椀かご」と呼ばれるこちらのかご、
もとは食器を洗って水を切る、「水切りかご」として使われていたことと思います。
そこから時代は移り、台所の天板が木製からステンレスへ、
風通しのよい(ゆえにすきま風の通る)家から高気密の家へという
居住環境の変化により、洗った食器の載った水切りかごの「水分」が
行き場をなくしてかごの竹繊維に集まってしまい、
かごの底や、かご高台の縁にカビが生えるということが
今の環境においては、少なからず起こるようになっています。
そのため、こちらの茶碗かごは、「水切りかご」としてよりは、
洗ってよく拭いた(もしくはよく水を切った)器をさらによく乾かすためのかご、
または、よく乾いた器を伏せて収納しておくかご
という形の使い方をご提案しております。
もちろん、従来の通り、水切りかごとしてお使いいただくこともできますが、
ご自宅の環境をよくご確認いただき、十分に風が通る環境をつくり、
ご使用の都度、かご自体の水分を良くふき取り、乾かすなどのケアが大切です。
こちらのページでは茶碗かごの浅い楕円タイプをご紹介します。
規則的で美しい編み目が連なっています。
山に自生している根曲竹を用いて、きりっとした楕円を成形するのは、容易なことではありません。
茶碗かごのほかにもお菓子入れ、果物かごとさまざまなシーンでお使いいただけます。
底まで細かい編み目、上質で洗練された仕上がりです。
日々、目の届くところに置いておきたいと思わせてくれる籠。
サイズをよくご確認くださいませ。
<長野県戸隠の根曲竹細工>
江戸時代初期から戸隠中社地区の人々の生活の糧として始まりました。
平地が少なく水田がない戸隠においては竹が年貢として特例で認められるほど、
暮らしと竹が密接に関わりあっていました。
明治時代から昭和中期にかけては養蚕業に隆盛に伴い、
蚕籠(かいごかご)等の需要が高まり、生産量、職人数ともに最盛期を迎えました。
国有林から伐採の権利を借りて、材料採取は行われており、
大切な資源保護のため、春のタケノコの時期には乱獲されないよう「筍番」を
竹細工生産組合の組合員が交代で行っています。
そうした採取された根曲竹を表面を磨き、四つ割りされ、皮と身を分けてひごにします。
びく、ざる、目かご(茶碗かご)、箕の4つが代表的な細工とされています。
仕上がりの美しさと丈夫さ、そして根曲竹独特の温もりを感じる実用品の数々は、
現代でも広く愛用されており、色味などが経年変化をする楽しみも味わうことができます。