愛知県/淡竹 亀の甲ざる(米揚げざる) 尺八寸・二尺 2サイズ 630101
愛知県/淡竹 亀の甲ざる(米揚げざる) 尺八寸・二尺 2サイズ 630101
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- Size / Weight
- 尺八寸サイズ:約直径54x高さ17cm/1.36kg
二尺サイズ :約直径61x高さ20cm/1.72kg

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サイズや仕様について
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。
自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
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お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
・保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
・雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
・ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
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ご配送について
日本国内、および、世界中に商品をお届けいたします。送料はお届け先の地域とご注文内容によって自動的に計算されます。ご注文者様のお住まいとは別の国へお届けする場合、ご決済いただく通貨はお届け先の現地通貨に自動変更され、お支払い方法も地域によって変わります。配送についての詳細はこちらからご覧いただけます。 -
返品・交換について
販売前の検品には万全を期しておりますが、万が一、明らかな不良品がみつかりましたら、お買上げ後または商品の到着後、すみやかに弊店までご連絡ください。商品に明らかな欠陥がある場合をのぞき、「ご注文間違い、サイズ・色違い、風合いの違い、イメージとの相違」など、お客様のご都合による返品・商品の交換には応じられません。
※返品が可能な条件や返品手数料について、詳しくは こちら をご覧ください。

大量の野菜を切って、水を切る。
大量のお米を洗って、水を切る。
大量の豆類を洗って、水を切る。
大量に茹でたあずきを押し付けて濾す。
このような使い方で業務用でガシガシと毎日のように出番のあったその大きくて丸いざるは、裏返すとまるで亀の甲羅の形をしているように見えるため、「亀の甲ざる」と呼ばれるようになりました。
一昔前までは給食の仕込み等の業務用として大量に使われ、日本人の子ども達の胃袋を支えていた縁の下の力持ちです。
今でもお菓子製造やお餅屋さん、煎餅屋さんなど、プロフェッショナルの皆様にお使いいただいているロングセラー商品です。








サイズは2サイズです。


出来立てのざるが届くと、青々しい竹の香りと、とても力強いざるの姿に感服します。
大きなざる作りを専門としてひたすら作り続けてこられた方のざるは、本当に物が語ってくれます。
これからもプロの皆さんに届けられる限り、お届けしたいと心から思えるざるです。

___竹ざる一筋。昔ながらの強さを、日々の手もとに___
かつて、竹のざるは飲食店の厨房や学校給食の現場で当たり前のように使われていました。
野菜の水を切り、麺を洗い、炊飯の下ごしらえに欠かせない「亀の甲ざる」と呼ばれる丸ざるです。
また、おそば屋さんでは、ゆでたそばを釜からあげて水でしめるための「そばあげざる」も、昔から多くつかわれてきました。
その軽さと水切れのよさで、プロの手際のよい調理を支え、業務の現場で欠かせない存在でした。
今ではその多くがプラスチックや金属製に置き換えられ、竹のざるを目にする機会は少なくなりました。
そんな中で、今もなお、当時の頑丈な業務用ざるを作り続けている職人が、愛知にいます。
彼は一貫して“ざる”だけを作り続けてきた、現代において全国でも稀な存在です。
かごは作らず、ただひたすらに、実用のための道具としてのざるを編み続けられてきました。
機械を使わず、一本一本のひごをナタと手で仕立て、がっちりと編み上げられたざるは、力強く、それでいて美しい。
水切れのよさや耐久性を備え、使うたびに手になじみ、暮らしの中に溶け込んでいきます。
先代の頃から長くお付き合いのあるこの職人は、すでにご高齢。
それでもなお、ざるを編む際の手と足、そしてナタの動きがまるで一体化しているような姿は、
まさに、「熟練のしごと」。
丈夫で、そして手の届く価格を守り続けるその仕事には、
「お客様に長くつかってもらいたい」という思いが伝わってくるように感じます。