愛知県/淡竹 うどん揚げざる・そば揚げざる 2種 630103
愛知県/淡竹 うどん揚げざる・そば揚げざる 2種 630103
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- Size / Weight
- うどん揚げざる:約直径48.5x高さ17cm/840g
そば揚げざる :約直径48.5x高さ17cm/850g

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サイズや仕様について
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。
自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
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お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
・保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
・雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
・ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
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販売前の検品には万全を期しておりますが、万が一、明らかな不良品がみつかりましたら、お買上げ後または商品の到着後、すみやかに弊店までご連絡ください。商品に明らかな欠陥がある場合をのぞき、「ご注文間違い、サイズ・色違い、風合いの違い、イメージとの相違」など、お客様のご都合による返品・商品の交換には応じられません。
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業務用の竹ざるはプラスティックや金物、はたまた機械に取って代わっているのが現状です。
しかし、こちらの職人さんは今でもがっちりとした業務用の竹ざるを矜恃を持って作っていらっしゃいます。その仕上がりと価格パフォーマンスは専門で作ってきたことを証明しています。
こちらはおそば屋さんやうどん屋さんで使用されている「揚げざる」です。
業務用で麺を茹でる釜は大きい方から一番釜、二番釜、三番釜などと呼ばれる規格があります。
それに合わせて竹ざるも作られてきました。一番釜用が尺七寸(直径約51cm)、二番釜用が尺六寸(直径約48cm)、三番釜用が尺五寸(直径45cm)というふうになっています。
こちらのページでは、そば揚げ用ざるとうどん揚げ用ざる、どちらも二番釜用の尺六寸(直径約48cm)サイズをご紹介いたします。
どちらも尺三寸(直径約39cm)から二尺(直径約60cm)ほどまで、製作可能です。
2タイプともおおよその仕様は同じです。


















編まれている部分は淡竹(はちく)を使用し、きれいに面取りがされており、
触り心地はなめらかで食材や入れたものが傷みにくくなっています。

現在では、なかなかしっかりとした業務用竹ざるが減っている中、
専門で作ってくださる作り手の方がいるのは実に頼もしい限りです。
ご家庭でお使いにある場合は、野菜の大量ストックかごや、
面取りが綺麗にされておりますので、脱衣かごとしても使えます。
ご注文の際はそば用かうどん用かお選びください。
また、別のサイズをご希望の方は、お問い合わせくださいませ。

___竹ざる一筋。昔ながらの強さを、日々の手もとに___
かつて、竹のざるは飲食店の厨房や学校給食の現場で当たり前のように使われていました。
野菜の水を切り、麺を洗い、炊飯の下ごしらえに欠かせない「亀の甲ざる」と呼ばれる丸ざるです。
また、おそば屋さんでは、ゆでたそばを釜からあげて水でしめるための「そばあげざる」も、昔から多くつかわれてきました。
その軽さと水切れのよさで、プロの手際のよい調理を支え、業務の現場で欠かせない存在でした。
今ではその多くがプラスチックや金属製に置き換えられ、竹のざるを目にする機会は少なくなりました。
そんな中で、今もなお、当時の頑丈な業務用ざるを作り続けている職人が、愛知にいます。
彼は一貫して“ざる”だけを作り続けてきた、現代において全国でも稀な存在です。
かごは作らず、ただひたすらに、実用のための道具としてのざるを編み続けられてきました。
機械を使わず、一本一本のひごをナタと手で仕立て、がっちりと編み上げられたざるは、力強く、それでいて美しい。
水切れのよさや耐久性を備え、使うたびに手になじみ、暮らしの中に溶け込んでいきます。
先代の頃から長くお付き合いのあるこの職人は、すでにご高齢。
それでもなお、ざるを編む際の手と足、そしてナタの動きがまるで一体化しているような姿は、
まさに、「熟練のしごと」。
丈夫で、そして手の届く価格を守り続けるその仕事には、
「お客様に長くつかってもらいたい」という思いが伝わってくるように感じます。