愛知県/淡竹 丸ざる 九寸・尺・尺一寸・尺二寸 4サイズ 630107
愛知県/淡竹 丸ざる 九寸・尺・尺一寸・尺二寸 4サイズ 630107
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- Size / Weight
- 九寸サイズ :約直径27x高さ6cm/200g
尺サイズ :約直径30.5x高さ7cm/260g
尺一寸サイズ:約直径34x高さ7.5cm/320g
尺二寸サイズ:約直径37x高さ8cm/380g

切った野菜を入れるために購入しましたが、調理器具のひとつとして使うにはもったいないほど、とても美しく丁寧に作られており、調理中についこの竹ざるを、ウットリ眺めてしまうほどです。しかも、かなり頑丈な作り。末永く愛用できそうです。
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サイズや仕様について
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。
自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
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お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
・保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
・雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
・ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
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ご配送について
日本国内、および、世界中に商品をお届けいたします。送料はお届け先の地域とご注文内容によって自動的に計算されます。ご注文者様のお住まいとは別の国へお届けする場合、ご決済いただく通貨はお届け先の現地通貨に自動変更され、お支払い方法も地域によって変わります。配送についての詳細はこちらからご覧いただけます。 -
返品・交換について
販売前の検品には万全を期しておりますが、万が一、明らかな不良品がみつかりましたら、お買上げ後または商品の到着後、すみやかに弊店までご連絡ください。商品に明らかな欠陥がある場合をのぞき、「ご注文間違い、サイズ・色違い、風合いの違い、イメージとの相違」など、お客様のご都合による返品・商品の交換には応じられません。
※返品が可能な条件や返品手数料について、詳しくは こちら をご覧ください。

テーブルに置いて、パンやおにぎり、麺類などを載せてお皿のように使える浅めの竹製丸ざるです。


九寸、尺、尺一寸、尺二寸と4サイズあります。

材料の淡竹(はちく)は真竹よりも節が低く、縦割りしやすい上に粘りもあるため、
長く細いひごを作り、ひごを端で折り返したりする「ざる」を作る地域では、
よくこの淡竹を使用しています。
富山県のそうけ作りや佐渡の盆ざる作りにもこの淡竹が使われます。




淡竹はもともと色が薄いので、細かい部分ではありますが、職人さんと相談し、このようにしています。


業務用の頑強なざるを作っている職人さん仕様の、
この大きさのざるには十分すぎるほど、とても丈夫な仕上げとなっています。
完成度にはいつも舌を巻いています。


それでは、4サイズを順番にご紹介します。









そば、素麺、うどん、中華麺などの麺類やトースト、バゲットなどパンを載せて。

または、おにぎり、巻き寿司などごはんもの、天ぷらやポテトフライ、から揚げなどの揚げ物にも、
そして、鍋の具材を置いておく盛り皿としてなど、食卓で大活躍してくれます。
シンクでは、茹で上げた麺類の湯切り→水で締めるというようなことも
こちらの丸ざるでは心配なくできます。
少し深さがあることで、使える範囲が大きく広がります。
下の動画は尺二寸サイズで200gほどのうどんを湯切り、そして、水洗いしている様子です。
油汚れが付いているのでなければ、洗剤をつける必要はありません。
使い終わったら、たわしでシャカシャカと水洗いし
振ったり裏面を軽くたたくなどして、よく水を切り
風通しのよいところでよく乾かしてください。


使い始めると、竹ざるの気持ち良さに引き込まれることと思います。
いずれかお好みのサイズをお選びください。

___竹ざる一筋。昔ながらの強さを、日々の手もとに___
かつて、竹のざるは飲食店の厨房や学校給食の現場で当たり前のように使われていました。
野菜の水を切り、麺を洗い、炊飯の下ごしらえに欠かせない「亀の甲ざる」と呼ばれる丸ざるです。
また、おそば屋さんでは、ゆでたそばを釜からあげて水でしめるための「そばあげざる」も、昔から多くつかわれてきました。
その軽さと水切れのよさで、プロの手際のよい調理を支え、業務の現場で欠かせない存在でした。
今ではその多くがプラスチックや金属製に置き換えられ、竹のざるを目にする機会は少なくなりました。
そんな中で、今もなお、当時の頑丈な業務用ざるを作り続けている職人が、愛知にいます。
彼は一貫して“ざる”だけを作り続けてきた、現代において全国でも稀な存在です。
かごは作らず、ただひたすらに、実用のための道具としてのざるを編み続けられてきました。
機械を使わず、一本一本のひごをナタと手で仕立て、がっちりと編み上げられたざるは、力強く、それでいて美しい。
水切れのよさや耐久性を備え、使うたびに手になじみ、暮らしの中に溶け込んでいきます。
先代の頃から長くお付き合いのあるこの職人は、すでにご高齢。
それでもなお、ざるを編む際の手と足、そしてナタの動きがまるで一体化しているような姿は、
まさに、「熟練のしごと」。
丈夫で、そして手の届く価格を守り続けるその仕事には、
「お客様に長くつかってもらいたい」という思いが伝わってくるように感じます。