茨城県/真竹 塩かご(収納かご) 正方形・長方形 2種 810205
茨城県/真竹 塩かご(収納かご) 正方形・長方形 2種 810205
- Size / Weight
- 正方形タイプ:約21x21x高さ11cm/240g
長方形タイプ:約34x23x高さ11cm/380g
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サイズや仕様について
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。
自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
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お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
・保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
・雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
・ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
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ご配送について
日本国内、および、世界中に商品をお届けいたします。送料はお届け先の地域とご注文内容によって自動的に計算されます。ご注文者様のお住まいとは別の国へお届けする場合、ご決済いただく通貨はお届け先の現地通貨に自動変更され、お支払い方法も地域によって変わります。配送についての詳細はこちらからご覧いただけます。 -
返品・交換について
販売前の検品には万全を期しておりますが、万が一、明らかな不良品がみつかりましたら、お買上げ後または商品の到着後、すみやかに弊店までご連絡ください。商品に明らかな欠陥がある場合をのぞき、「ご注文間違い、サイズ・色違い、風合いの違い、イメージとの相違」など、お客様のご都合による返品・商品の交換には応じられません。
※返品が可能な条件や返品手数料について、詳しくは こちら をご覧ください。
大相撲をご覧になったことがあれば、
塩をまく力士の姿をご想像いただけると思います。
こちらの「塩かご」は、その力士が土俵にまく塩を入れるのに使われているかごです。
その昔、その年の収穫を占う一つの儀式として
大相撲が行われていたとされています。
その歴史は古く1500年以上前に遡ります。
塩をまくことにはこれから相撲を取る神聖な場を清めるという意と、
力士の擦り傷を消毒する意味もあったそうです。
長く続いてきた伝統文化の一端を担っているのが、
こちらの竹で作られた塩かごです。
弊店では、まさに今の大相撲で使われている塩かごを製作している職人さんに、
このかごを作っていただいております。
こちらの職人が作ったものを
全国すべての場所で使用しているかはわかりませんが、
多くの土俵でこちらの方製作の塩かごが使われているといえます。
いつからこの形、この竹をベースとして作られているのか、
どうして縁巻きは籐(とう)になったのかなど、はっきりしたことはわかっておりません。
籐(とう)は、日本には自生しておらず、
竹細工に使用しているものは、ほぼインドネシアから輸入したものです。
ですから、もとは塩かごも竹のみで仕上げられていたかもしれませんし、
はたまた籐とは別の素材を使って、仕上げていた可能性もあります。
現在作られている職人さんも、先輩から受け継いだときにはこの形だったため
元来の塩かごの形などの歴史については、詳しくわからないとのことです。
どちらかというと、小さめのかごではあるけれど、
こういった丈夫な作りをするのは、使われる場面がはっきりしているからです。
幕内力士からしか塩をまかないとはいえ、
一日の取り組みで45kg、千秋楽までで考えると650kgほどの塩をが使われているそうです。
そして、取り組みの中で、このかごに力士の体が当たらないとも限りません。
ちょっとやそっとではびくともしない作りがここにあります。
ご家庭での使用に引きつけて考えてみると、
このようながっちりとした正方形の小さいかごは現在少なく、
家の中にあるいろいろなものが収納できそうです。
それでは、2サイズをご紹介していきます。
ジャムや飲み物の瓶、缶などの重さがあるもののストック入れとしたり、
ハンカチやハンドタオルをまとめておくかごとしてもよいサイズです。
がっちりしてますので、お子さんが荒っぽく扱っても大丈夫ですよ。
また、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもなど根菜をごろごろ入れておいたりするのに活躍します。
泥や砂が気になる場合はかごの中に紙を敷いたりして、お使いください。
また、道具かごとしても。
パズルやカードゲーム、ボードゲームを入れたり、おもちゃを入れたり。
お子さんも持ち運べるほどの、ちょうどよい大きさです。
四角いタイプのかごは同じ棚に並べて使うのも良さそうです。
こちらは写真左が青みを残した、比較的作りたてのかごで、
写真右は使いはじめてから5、6年が経ち、色味が経年変化したかごです。
お使いになる環境にもよりますが、日光や、蛍光灯のような室内の光を浴びることで、
青竹は徐々に緑色から黄色へと移りかわっていきます。
本来の使い方はもちろんですが、
職人さんも人それぞれ自由な使い方を楽しんでほしいとのこと。
収納かごとして、台所やリビング、寝室など、
さまざまなシーンでお楽しみください。
どちらかお好みの形をお選びくださいませ。
<茨城の竹職人>
茨城県には、現役で活躍されている熟練の竹細工職人が数人、
後進の育成をしながら、今でも仕事に取り組んでいらっしゃいます。
かつて、当然のように竹細工が暮らしの道具であった時代に、
親御さんから仕事を受け継いだ方もいらっしゃれば、
東京の竹工所などでお仕事をされ、技術を磨いた方もいらっしゃいました。
昔ながらの職人気質が残っていながらも、
気優しい方が多く、弊店も大変お世話になっております。
そんな昔の職人さんは基本的には「何でも」作れる方が多く、
荒物から竹工芸まで竹細工の様々な「モノの作り方」をご存知です。