大分県/炭化竹×籐 コーヒードリッパー 850401-1
大分県/炭化竹×籐 コーヒードリッパー 850401-1
- Size / Weight
- 約直径12(フック部分+1cm)x高さ11cm/20g
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サイズや仕様について
上記のサイズは弊店への入荷分総量のうち、その中間値を表示しており、あくまで目安となります。
自然素材を使った手作り品のため、表記サイズから2-3cm前後するものもございます。
収納するところがお決まりの際などは、サイズに余裕を持ってご注文いただきますよう、お願いいたします。また、ひとつひとつの形・風合い・色味も異なります。予めご了承いただいた上で、ご注文下さい。
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お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・どの素材においても、できるだけ戸棚などにしまいこまず、風通しのよい場所で保管するようにしてください。
・保管の際は、直射日光を避け、湿気の溜まらない、なるべく高い場所に置くと良いです。
・雨や水に濡れたら乾いた布で拭き取り、風の通る日陰や室内でよく乾かしてください。
・ほこりが溜まらないよう、たわしやブラシなどを使った定期的なブラッシングをおすすめします。
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ご配送について
日本国内、および、世界中に商品をお届けいたします。送料はお届け先の地域とご注文内容によって自動的に計算されます。ご注文者様のお住まいとは別の国へお届けする場合、ご決済いただく通貨はお届け先の現地通貨に自動変更され、お支払い方法も地域によって変わります。配送についての詳細はこちらからご覧いただけます。 -
返品・交換について
販売前の検品には万全を期しておりますが、万が一、明らかな不良品がみつかりましたら、お買上げ後または商品の到着後、すみやかに弊店までご連絡ください。商品に明らかな欠陥がある場合をのぞき、「ご注文間違い、サイズ・色違い、風合いの違い、イメージとの相違」など、お客様のご都合による返品・商品の交換には応じられません。
※返品が可能な条件や返品手数料について、詳しくは こちら をご覧ください。
大分・別府にある「大分県 竹工芸訓練センター」。
いまも毎年、さまざまな経験を持った方たちが入学し、竹細工の製作に励まれています。
こちらの卒業生に、かつてはバックパッカーとして世界を歩いた経験をもち、日本国内のみならず国外へのアンテナもしっかりと立てながら竹細工の営みに、日々、打ち込んでいる方がいらっしゃいます。
この方はご自身の技術を高めるために、訓練センター卒業後は大分県内の工房で、数年にわたってひたすら注文に応じて編みつづけるという修業をなさってきました。
その数をこなすことはもちろんですが、独自の切り口から竹という素材を見つめ、その材の特性を利用して竹細工をさまざまなかたちや風合いに展開することにも長けているのが魅力でもあります。
こちらは「炭化竹-たんかちく-」と、「籐-とう-」をつかって製作された
コーヒードリッパーです。
使いはじめは、いちど、ドリッパー全体に熱湯をかけてください。
こちらのドリッパーは、挽いたコーヒー粉を直接、入れてお使いになれます。
ペーパーフィルターをつかうときは、円錐形のタイプをセットして粉を入れてください。
作り手の方によると、ペーパーフィルターをつかうと、よりすっきりした味わいに、
つかわずにそのまま淹れると、甘味をかんじるコーヒーになるとのこと。
ペーパーフィルターの有る無しで、飲みくらべてみるのもたのしそうです。
実際にこちらのコーヒードリッパーをつかって、コーヒーを淹れた動画です。どうぞご覧ください。
つかっていくうちに、とくに籐の白いラインはコーヒー色に色づいていきます。
それもまた味わいが出て、良い雰囲気になります。
写真左は製作したてのもの、右は3-4年ほど使用しているものです。
使いおわった後は、たわしやささらで水洗いをして、
できるだけ風通しのよいところで、よく乾かすようにしてください。
このようにフックにかけて保管しておくと、しっかり乾かすこともできて良いです。
乾燥したあとに、ドリッパーにコーヒーの粉がのこっているときは、
かわいたささらやコーヒーブラシなどで払いおとすと、きれいになります。
細やかなところまで丁寧につくられており、きっちりと編まれたドリッパー。
こまかく挽かれたコーヒー粉をしっかりと受け止めてくれます。
その作りは工芸品といっていいほどのものであると思いますが、
あくまで日常の生活道具として、日々の頼れるパートナーとして、しっかりと役割を果たしてくれます。
お好みのサーバーとともに、コーヒータイムをお楽しみください。
_カテゴリーを越えた、竹のものづくり_
竹細工の世界では、「実用品」や「工芸」、「土産品」、「民芸品」のように、
作られたものや人によってカテゴリーで括(くく)られることがあります。
いっぽうで、それらにとらわれることなく、
「もっと広義な、新しいイメージをもった竹のものづくりをしよう」と
日々、活動されているご夫婦がいらっしゃいます。
もとは独学で習得された竹細工の技術をさらに高めるため、
大分県別府市にある「大分県立竹工芸訓練センター」に入校され、
卒業後は、大分県内の工房でひたすら注文に応じて編みつづけるという
修業を数年間にわたって、つづけられてきました。
とにかく数をこなすという基礎技術を糧にした、こちらの方々が作られる作品の数々は、
単なるイメージや安易な発想のものづくりではありません。
どのようなかご(もの)を作るかによってことなる、つかう素材の見極め。
それに、配色やかたち。そして、今の暮らしにあわせた使い勝手。
それぞれに配慮があり、適材適所で光る、そのとりどりの「竹のもの」には、
ほどよく肩の力が抜けた楽しさがあるように思います。